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One Earth/多様な生命が共存在する地球の育て方 |
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2009/12/13 Sunday 13:42:23 JST |
 (この文章はフリーペーパー"One Earth"のために、書いたものです。 12/25のギャザリング「共存の心の育て方」の内容と重なるため、ここに再録します。)
“多様な生命が共存在する地球”の育て方
CSOピースシード 荒井紀人
「人と自然の共存在」と「人と人の共存在」
この星には豊かな多様性が存在している。 多 様性は豊かさとして、また、違いとして立ち現れてくる。 違いは時に、自然や他者をないがしろにする理由となり、環境破壊や暴力へと発 展する。 しかし、別の角度から見れば、多様性とは宇宙が自分自身の可能性を究めるための、
探求心の表 れとも考えられる。 違いから摩擦を作り出し、ストレスをかけながら、全体を共進化させる高度な知恵。
生物大量絶滅期と言われるほど加速している、生物多様性の減少。 自然と人の分離をもたらしたした、唯物的、機械論的な部分 最適全体最悪な文明が滅びていく。今、ネイチャーの只中に属する人間として自然を自己管理する、サステナブルな共存在の文明が、芽 を吹き出そうとしている。 温暖化問題しかり、エコロジカルな課題の本質は「人と自然の共存在」だ。
「人と人の共存在」も同じく大きな課題だ。
多様な人種、民族、国家、文化、価値観、アイデンティティー、イデオ ロギー、階級、ジェンダー、世代、の間には分断腺がひかれている。 人の心の中の葛藤から、家族の問題、コミュニ ティーや国家、グローバルな社会にいたる、ミクロからマクロな場に亘り、矛盾や紛争が噴出している。 他 者への共感を基に、非暴力的な関係や、平和の文化へと向かおうとする時、
切実に求められているもの。それは、多様性 を尊重しつつも、人と人の違いをのり超えていくための新しい視点であり、創造的な共存在の方法論だ。
共通分母を見いだし適用すること 多様性のみならず、多様性に潜む「共通分母」にも また注目することは、
新たな関係性を生み出す強力なエンジンとなりうる。 今、虹をイメージしてほし い。
虹の各色を多様な人の“個性”の表れとして見立てよう。 各色の“個性”を尊重しつつも、ひとつの虹として存 続していくために、 多様な色の”違い”に潜む「共通分母」を見つけだしてみよう。 見えないつながりを見えるよう にするのだ。 虹の各色にとっての共通分母は何?
そう、太陽から来る透明な光だ。 さ らに、プリズムの効果など、虹が発現する物理的なシステムも機能している。 分子としての“個性”と、「共通分母」としての本質を、自 己のアイデンティティーとして複眼的に見ていくことによって、多様な”違い”をのり超え、共存在へと向かうことが可能になる。
事例を一つ。成田空港建設当時、闘争の舞台となった芝山町では、
町民の心が賛成派 と反対派に引き裂かれ、町存続の危機に見舞われていた。 町民の心を一つに戻すために長老達が知恵をしぼり合った末、「はにわ祭り」が 始められた。芝山には大きな古墳があり、数多くのはにわが出土する。 年一回の「はにわ祭り」の 日には、町民が扮する古代人が降臨する。 古代人は現代人に対し、自分たちの先祖とのつながりを思い出し、大自然への感謝を呼び覚ま し、未来に向け、心を一つに合わせて平和な国造りを行っていけと諭すのだ。 共通分母を呼び覚ますメッ セージが見事に働き、
現在、町民同士の和解は進み、空港側との共存共栄が進められている。
「人と叡智の共存在」 3つめの共存在のテーマは、「人と自然の共存在」と「人と 人の共存在」の
「共通分母」として位置づけられる。 それは、このような問いで表せるだろう。
生 命とは何か? 進化とは何か? 宇宙の物理法則はなぜ生物に適した設定に治まっているのか? 物 理法則はどこに存在しているのか? 67億の人の心の起源はどこにあり、どのように繋がっているのか? 空間や時 間、質量や力はどこから、どのように生成してくるのか? 5次元、余剰次元、Aフィールド、アラヤ識、集合無意識、な どと様々に表現されるリアリティーの真実は?人と叡智はどのように繋がっているのか? こうした究極の問 いに対する答えが見いだされたとき、
人の意識と社会はどの様に変容するのだろう?こここに「人と叡智の共存在」とい うテーマが、未来に向けて広がっている。
叡智を理解するために必要なのは、特別な霊能力などではな く、 多くの人々が知的に理解しうる、意識の物理科学だろう。 古いサイエンスの概念の枠をはずし、斬新 な思考実験を行い、仮説を立て、
共存在の地球にふさわしい世界モデルを創りあげることが望まれている。 さ らに言えば、叡智を理解することは、宇宙の愛を学ぶことに等しい。
宇宙の原理を知的に理解し、自分の心の中に宇宙の愛を開く、さ らに、社会に向けて愛のカタチを創り出すこと。 それは、世界全体の中に自分を把握し、生きる目的や意味を価値づけ、また動 機づけ、
一歩ずつ社会を変革していくという人間の地道な営みに他ならない。
だ れもが自分の健康に配慮するように、3つの共存在のテーマを配慮していくこと。
共存在という生命共通のゴールに向けて、社会のあり方 を一貫してシフトさせていこう。 この激動の時代を情熱的に生きる目的として、過不足ないはずだ。 宇宙 の愛を学び、共存在の地球を育てること。
れが、ぼくたちの存在理由。 人の心しか、この社会を変えるものはない。 進化しなければ成らないときは、進化せねばならない。 宇宙の愛を学び、もっと大きな愛をだすこと。 ほ かに、どんな道があるというのだろう? やがて大きな愛の波が来る。ヒューマニティーの進化とともに、平和は必ずやって来る。 平和の種をまこう、愛するもののために。 この星のさらなる存続と進化のために、多様な生命が共存する地 球を育てていこう。 (了)
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